缶バッジのオリジナルの数々

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缶バッジのオリジナルと言えば、子供の頃 よくかばんにつけていたのを思い出します。

何かの商品の付録でもらったものや、大好きなキャラクターのバッジ、またはアニメや戦隊もの販促品等、手当たり次第に集めて鞄につけ、友達に見せていた幼少のころ。

そして、少し成長して高校生の私、憧れのミュージカルを見た帰りに手に入れた、劇団オリジナルの力作の缶バッジのオリジナル。

そこには、たった今、ステージで見た光る汗と熱い感動を思い出させる主人公の生き生きとした姿がありました。将来は、ミュージカルに出てみたい、なんて夢をみてしまうような楽しい気分になったのを思い出します。

大人になってからは、あまり手にすることも少なくなったけれど、そうそうこんなことがありました。親戚の男の子が遊びにきて、大事そうにポケットにつめていたもの、それはキャラクターの缶バッジのオリジナルの数々、姉も子供の頃たくさん持っていたと話すと、親戚の男の子は弟にプレゼントするために集めていると言って見せてくれました。

体が弱く入退院を繰り返す小さな弟が、病院で さびしくないように、弟の大好きなキャラクターのバッジを集めているんだそうです。なんだかほろりとさせられました。

たくさんの思い出をそれぞれのバッジが運んでくれます。想いがつまった缶バッジのオリジナル。小さいけれどそこには、とても大きな思いがつまっているんです。



肝心の缶バッジ

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缶バッジのオリジナルと聞いて私が思い出すのは子供の頃に親に買ってもらった本やノートの切れ端を使って自分だけの缶バッジをつくるおもちゃのこと。

どこのメーカーさんかは忘れてしまいましたが、なんてわかっている会社なんだと子供心に感心したことが記憶に残っています。当時から生意気な子供でした。

その言うなれば缶バッジのオリジナルをつくるおもちゃはたぶん当事の自分には画期的なアイテムで、買ってもらった瞬間にあれこれと児童雑誌から好きな キャラクターを切り抜いて自分だけのバッジをつくっては親に誇らしげに見せびらかせていたような。

思えばその当時から女の子のキャラクターばかり切り抜いていたような気もします。三つ子の魂百までとはよくいったものですね。

ところが、絵柄のもとになる切り抜きはいくらでも見つかるのですが、肝心の缶バッジのオリジナルのバッジ部分の素材がすぐに底を尽きてしまいます。

近所のおもちゃで別売りの素材を探してみるもなかなか見つからず、飽きっぽい私の缶バッジクリエイターとしての日々は一瞬で終わりを告げました。

ですが、あれから10年以上が経った今でも、コミケなどでは缶バッジのオリジナルを見かけることがあります。

それはすなわち自分だけのオリジナルなものに対する魅力というのは今までもそしてこれからもずっと人々の心に受け継がれていくということのあらわれなのではないでしょうか。私もまた機会があれば自分だけの缶バッジをつくってみたいなと思いました。